大西ブログ

システム(5)

熱力学でシステム(系)を考えるとき、孤立系、閉鎖系、開放系、という3つの区分をする。系の区分は、外界とのエネルギーと物質のやりとりの有無により定義される。 孤立系:外界と物質・エネルギーのやりとりがない。 閉鎖系:外界と… もっと読む »

システム(4)

流域に限らず地球や地域をひとつのシステムとして捉えるとき、実験室内で細胞をシステムとしてとらえて研究するときとの決定的な相違は、地球、地域はひとつしかなく、複製を作ることができず、たとえ実験区を設けて複製を疑似的に作成し… もっと読む »

システム(3)

システムバイオロジーという新しい分野の勃興に見られる現象は、複雑系科学、計算機科学、代謝工学など、複数の異なる学問分野が流れ込む結節点に見られる活況だという。類似のことは、環境科学においても起こり得るのではないかと考える… もっと読む »

システム(2)

システムという言葉自体が学術的に使用されだしたのは、百科事典の編纂が盛んに行われるようになった時期にまで遡ることができるという(河本)。百科事典の編纂という発想自体が世界のあらゆることを「体系」だてて記載し尽くすという発… もっと読む »

システム(1)

参考にする本をいくつか列挙しておく。 1.フォン・ベルタランフィ(1973):一般システム理論、みすず書房 2.現代思想 27(4)(1999):システム論―内部観測とオートポイエーシス、現代思潮社 3.北野宏明・竹内薫… もっと読む »

システムについて

このところ、システムについての捉え方、考え方、研究の動向を整理しはじめている。しばらく、連続してシステム論を考えていこうと思う。

大西ブログについて

ここには、日々のこと、本のこと、研究のこと、などにわけて、不定期にはなりますが、備忘録もかねて文章をアップしていきます。ただ、誰かのためになるかも、ということだけは意識をして書こうと思います。